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テニス初心者向けストロークメソッド_2

2 テニスのストロークをやぎ的に解説

このページでは、
「スクールでは初中級だけど、実はラリーが続かなくて困っている方」
「腰や肩、手首に負担がかかっていてよく怪我をしてしまう方」
「ドライブをかけたショットは得意だけど、なぜか厚いフラットぎみのボールが苦手な方」
「普通に打ってるつもりなのに、スライスのようなボール回転がかかってしまう方」
「ヨーロッパの”パ”の部分が可愛くなってしまう方」
向けに、以下2点が理解できるとテニスが上手になれるメソッドをご紹介しています。

2-1 横のスイング

◎本質

横のスイングとは、体の動かし方です。

手を左右に広げ横にブラブラ動かすと、タケコプターのような動きになります。

この骨盤を動かす横のスイングをすることで、ボールにスピードや威力を加えることができます。

 

 

◎本質のナゼ

ナゼ、横のスイングが必要なのでしょうか。

それは、ボールを飛ばす際に、ボールを後ろから前へ押すことで

ボールにスピードが加わり、前へ飛ぶからです。

 

 

(出典:pixabay)

◎ちょっと説明

この横のスイングは、文字だと理解しがたいかもしれません 😐

それは、当たり前のことを小難しく表現してしまっているので、そのことで混乱してしまうからです。

 

野球でもボクシングでも、後ろから前へ押す動作は共通しています。

このメソッドでは、当たり前なので指導する必要のないことを取り上げることで、

複雑なストロークの本質を捉えます。

 

 

◎具体案

横のスイングを練習する具体案ですが、横のスイング自体はみなさんボールを飛ばすために無意識で出来ていますので、取り上げて練習することもありません。

私のレッスンでは、無意識を意識するように伝えます。

また、余談になりますが、もしボールのスピードをあげたいのであれば力を込めてボールを打つのではなく、どこに力を込めてボールを打つのかが大切だと考えます。

 

関節の運動連鎖をスムーズにすることで、効率よくボールにスピードが加わります。

足首→膝→腰→肩→肘→手首へ流れるような運動連鎖を意識してください。

 

けれど、意識することが多ければ多いほど、難しくなりますので、

腰を動かしたら、ラケットが自然と遅れて出てくる意識をもってスイングを行ってください。

でんでん太鼓のイメージです。

 

 

◎まとめ

横のスイングをすることで、ボールに威力を加えます。

当たり前をかみ砕くことで、物事の本質を捉えていきましょう 💡

2-2 縦のスイング

◎本質

縦のスイングで、ボールに回転を加えましょう。

縦のスイングとは、アンパンマンがアンパンチをするときにぐるぐると手を回しますが、あの動作です。

手を前にだし、上へ上げ背中の方に回し、一周してまた正面に手は戻ってきます。

この動作によって、ボールには自然に縦回転が加わります

 

 

◎本質のナゼ

ナゼ、縦のスイングでボールに縦回転(ドライブ)を加える必要があるのでしょうか。

それは、野球のようにボールを飛ばすほど良いスポーツではなく、

コートの範囲内にボールを収める必要がありますから

ネットより低いボールがネットを超えて相手コートにワンバウンドしなければいけない場合

回転を加えてボールを落とす必要があるからです。

 

 

(出典:pixabay)

 

ちょっと小話

つまり、極端なことを言えばネットより高いボールには回転を加える必要はありません。
これは本質から言えばの話ですので、

じゃぁ、ネットより高いボールに回転を加えることは悪い。という極端な考え方ではなく状況に合わせて対処してください。

あと簡単に補足説明をします。テニスを始めたばかりの人にとって、わからないカタカナが多く存在します。

ストロークとは、ワンバウンドしたボールを返球することだと思ってください。

また、ボールに回転を加えることで変化球を打つことができます。

ストロークで用いられる一般的な回転は2種類で

縦回転(ドライブ)

・・・トップスピンとも表記されますが、違いはよくわからず、そこはまぁなんでもいいと考えています。縦回転を加えることでボールが落下します。

逆回転(スライス)

・・・逆回転を加えることで、ボールがスーっと伸びます。スライスは初心者にとって難しく、逆回転を加えながらボールを押す感覚を養う必要があります。

 

◎具体案

縦回転を意識する具体案は、ボールを前に転がすことです。

すると、回転しながらボールが前にコロコロと転がります。

その感覚で、ボールに縦回転を加える意識を養います。

注意点としては、肩ではなく手首を使って転がす感覚をお持ちください。

 

◎まとめ

縦のスイングで、ボールに回転をかけます。

縦の幅が大きいほど、ボールに回転が加わります。

ラケットの握り方によって、加わる量が変わりますので、ご自身にあったスイングを見つける材料にしていただければと思います 😛

 

 

2-1でボールに威力を加える、横のスイング

2-2でボールに回転を加える、縦のスイング

の説明を行いました。

 

これはあえて説明するまでもなく、みなさんがすでに出来ていることです。

なぜなら、スイングの軌道は横と縦の間、自然と斜めになっているからです。

横棒と縦棒の間。

直角(90度)の間は、45度。

皆さん、自然にスイングの角度は45度になっています。

 

では、あえてこれを説明するメリットは、ミスの原因が分かることにあります。

物事の端と端を捉えるとあとはその原因が分かります。原因の解明には、割合を考えるだけです。

仕事は、丁寧と速さの両端があります。

丁寧だけど遅い人がいれば、速いけど雑な人もいます。

丁寧で速い人を世間では、プロと呼びます。

 

横のスイングが上手でボールは速いけど、ネットやアウトが多ければ縦を加えましょう

縦のスイングが上手でミスは少ないけど、ボールが遅いことが悩みであれば横を加えましょう

ボールがコントロールできなければ基本を学びましょう

 

状況に合わせた割合を見つけることで

「このボールは、横70縦30だ!」

「今のミスは、縦が少なかったな・・・」

など、ボールに対しての意識や反省が簡単にできます。

 

コーチからなぜミスしたのかを毎度聞くのではなく

ストロークとは、横のスイングと縦のスイングです。

との説明を受け、ご自分でミスの原因を探れるようになることが上達の近道であると考えます。


なるべく簡単にいうと
1、股関節を動かしてボールを飛ばすべし(横のスイング)
2、肩甲骨を動かしてボールに回転をかけるべし(縦のスイング)
3、ボールが飛びすぎるなら横がつよい。ネットにかかってしまうなら縦がつよい。
適切な割合の選択をすべし。

いかがだったでしょうか。

ですので、

「スクールでは初中級だけど、実はラリーが続かなくて困っている方」→横と縦の割合を見直す
「腰や肩、手首に負担がかかっていてよく怪我をしてしまう方」→横を見直す
「ドライブをかけたショットは得意だけど、なぜか厚いフラットぎみのボールが苦手な方」→横を見直す
「普通に打ってるつもりなのに、スライスのようなボール回転がかかってしまう方」→縦を見直す
「ヨーロッパの”パ”の部分が可愛くなってしまう方」→口を見直す

という改善案を個人で思いつけば最高です。

とりあえず今皆さんにやってほしいことは

横のスイングをマスター!=脱力した状態で股関節をゆらゆらさせ、それに連動するスイングを動画か鏡を見て、自分のスイングを自分で見てみる

縦のスイングをマスター!脱力した状態で肩甲骨をゆらゆらさせ、それに連動するスイングを動画か鏡をみて、自分のスイングを自分で見てみる。

ことです。「ちっ、今は動けねぇぜ!」という方は、頭でイメージしてください。

口内炎がほんと辛いです。

 

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