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みなさんこんにちは 🙂
股関節と肩甲骨を主体に、独自で考案したテニス初心者理論「やぎメソッド」を恥ずかしげもなく公表している”やぎ”です!
今日は、テニスを始めたばかりの方が悩む「サーブ」を上達させるための簡単なコツ3つ記載します。
また、コツだけでなくそのコツを生かすためには他にも情報が必要なので、
●サーブの難しさについて
●サーブが入らない原因
●サーブが入るようになる3つのコツ
└股関節と肩甲骨を使う
└トスを前方へ上げる
└ルーティンで同じ動作を行う
この順で説明していきます。
この記事を読むとこうなります。
▼サーブが入らない原因が分かる
▼無意識を意識する必要性が分かる
▼トスの特性が分かる
ちなみに地獄ボイスで補足を付け加えた動画もありますから、目で読むのめんどくさい方はどうぞ。
記事の最後にもう一度リンクを貼りますので、今は飛ばしても構いません。
目次
サーブの難しさについて – なんかもう物理的に無理じゃない?
サーブのコツに関するお話をする前に、なぜサーブは難しいのか、その理由からお話していきましょう。
ラケット使って、あの四角の枠に入れてって・・・
テニス初めたての初心者さんからしたら、サーブはやべぇ難しいことがご理解いただけるかと思います。
なんかもう、難しいというか、ラケットって自分の身体じゃない訳だし、それを使ってコントロールしなきゃって、どういう原理?
と思い悩む方もいらっしゃいます。
ただ、残酷なことに
テニスはサーブから始まるのです。
なんてこったですよ。サーブ上手は試合上手と呼ばれるほど、重要な能力でもあります。
何回感謝したことか、”2回チャンス”があることに
そんなサーブですが、チャンスは2回あります。2回とも外してしまったら、ダブルフォルトで失点となります。
「な~んだ2回もあるじゃん」なんて思うのは、はじめだけ。もう3回ぐらいチャンスあっていいんじゃないの??
と徐々になってきます。
まぁストロークも難しいけど、やっぱサーブは難しいんだよね
えぇそうですよね。
ストロークはネット超えれば、いいわけですけど、サーブは、サービスコートに入れなければなりません。
このサーブは「難しい」と思わせてしまうには理由があります。それは、「理想」と「現実」の違いです。
テレビでプロのサーブを見たり、友人のサーブを見ていると、どうやらバーーン!!と打つのが当たり前らしい。そんな理想に近づけるよう、あなたは身体を動かします。
また、「いやいやそんな速いサーブ打つつもりじゃないけどさ、遅かったら相手に打ち返されちゃうじゃん!!」という現実。
この両者がサーブを難しいと思いこませている理由です。サーブを上達するためには、一度この「理想・現実」を忘れてください。でなければ、何をご説明しても本来必要な情報や動作が効果を発揮しません。
今あなたがサーブを入れるために必要な情報は、
●サーブが入らない原因
●サーブを入れる方法
の2点です。
方法だけ知っても、原因が分からないと応用が利きません。ですから難しい理由が分かれば、次はなぜサーブが入らないのかという原因を探ってみましょう。
さぁ、予想できますでしょうか?
ちなみに肘や手首の使い方のようなテクニックのお話ではありませんよ。
サーブが入らない原因 – 神頼みのサーブは入りません
サーブがどのような動作で行うべきかを知らない
みなさん、サーブはどのような動作で行っているかご存知ですか?
やぎは偉い学者さんでもありませんから「ざっくり」としか知りませんが、そもそもサーブが入らない原因は、
サーブの構造が分かっていないから
なんです。
チャーハン作ろうと思って、具材や調味料を知らずに、超火力でデカ中華鍋振っても、チャーハンにはなりませんよね。
けど、お米・卵・塩・胡椒など、具材や調理方法が「イメージ」ではなく、「言語化」されていたら、それなりのチャーハンにはなります。
ポイントは
Q,サーブはどのような方法で打ちますか?
A,サーブは、~~~~~。
と、自分の口で説明できるようにすることです。根本的なサーブの構造が言語化されていなければ無茶苦茶にサーブを打っているのと同じことになってしまいます。
これはかなり大枠の解決法なので、細かな問いに対する解答にはなっておりませんが、このブログをご覧になった方には、ぜひこの問いを答えれるようになっていただきたいと思います。
そしてじゃあ、この問いの答えとは一体なんでしょうか?
それは、
股関節と肩甲骨の動作
であります。
意識と行動の重要性を理解する
「は?」
皆様そうなっているでしょう。わかりますわかりますぞその軽蔑した目。
「あぁっぁああああもっと軽蔑した目でこっちを見てぇぇっぇえええええ!!!」
という最近見たアニメキャラみたいな性癖はありませんのでもっとこっちを見てぇぇっぇえええええ!!!
つまりですね。想像してみてください。
テニスラケットでサーブを打つわけなんですけど、皆さんそこはざっくり意識していませんか?
「あぁそうだよ。だってさ、野球のバット振るとき肩動かして肘動かしてなんて考えてなくね?」
そりゃそうですよね。もはや”お風呂入る”ぐらい何も考えなくても、”サーブを打つ”ことはできます。
ですが今回は、最高のお風呂の入り方のように、サーブを打つクオリティを上げる必要があります。
ですから、じゃあどうやってお風呂入ってるんだろうのように、どうやってサーブ打ってるんだろうと考えてかんがえてカンガエタラ股関節と肩甲骨に繋がるのです。
「なんで股関節と肩甲骨に繋がるの?」と思われた方は以下の記事をご覧ください。
サーブが入らない原因はサーブの構造が言語化できていないからだ、とご理解いただいたあなたの頭に次に刻んでほしいことは、
●無意識を意識する
●サーブは股関節と肩甲骨で出来ている
の2点です。
「原因」が分かれば「方法」へ移りましょう
さてあなたは今、サーブは難しいと思わせてしまう理由とサーブが入らない原因が分かりました。
それらを踏まえたうえで、最後にどうすればサーブが入るようになるのか、その方法を知ることでサーブは上達するでしょう。
お分かりの通りこの「理由・原因」はあくまでサーブを上達させるための土台。今までの話がなく、コツだけ覚えても「理由・原因」が分からないと応用が利きません。
それでは、土台の上に積み上げる「コツ(=方法)」の話へ移りましょう。
ここまでのおさらい
▼「理想」と「現実」は一度忘れる
▼無意識を「意識」して根本を探る
▼テニスの構造は「股関節」と「肩甲骨」
サーブが入るようになる3つのコツ – 正直覚えることは1つ
「股関節」=ボールを飛ばす動作 「肩甲骨」=ボールを叩く動作
ででででわ、さっそくコツのお話をしていきましょう!
1つ目のコツは、先述したサーブの構造を適切に活用することです。上記の画像ではサーブを成り立たせている股関節と肩甲骨の役割を図解しながら説明しています。
先ほどの質問ですが、
Q,サーブはどのような方法で打ちますか
A,股関節の動作でボールを飛ばし、肩甲骨の動作でボールをサービスコートへ叩くよう、打ちます。
これがやぎの正解です。「なぜ股関節と肩甲骨を使うの?」と思われた方は先ほども挙げたストロークの記事を参考にしてくださいね♪
この記事では股関節と肩甲骨を適切に活用するために、サーブの流れをご説明します。
股関節を用いたサーブの流れ・・・
あなたはサーブを打つためにボールを上空へふわりと投げました。話はそこから始まります。
その後股関節を動かすと、まず身体がひねります。それによって、トスされたボールを打つために後頭部周辺で構えられていたラケットは、肩・肘・手首の順に身体の後ろから前方へ出てきます。
後ろから前へラケットが出てくることで、ラケット面の進行方向通りテニスボールは後ろから前へ飛びます。
逆に、テニスボールを前へ飛ばすには、ラケットを後ろから前へ出す必要があります。当たり前です。そして、そのためには、股関節を動かしましょう。
しつこくて恐縮ですが「いやいや腕とか振ってもラケットは後ろから前へ出てくるじゃん。なんで股関節なの?」とお思いの方はストロークの記事を読んでください。
肩甲骨を用いたサーブの流れ・・・
すでにボールはトスされた状態として話をしていましたが、トスをするにも肩甲骨を動かす必要があります。
そして、その肩甲骨を動かすと、ラケットヘッドが下から上↑へ行き、それは弧を描くように上から下↓へ行きます。ラケット面の進行方向が上から下↓へ行くことで、ボールがサービスコート上へ叩きつかれます。
つまり、股関節の動作はボールを飛ばす動力で、肩甲骨の動作はラケット面を定める操縦です。
「おいやぎ!!これいろいろおかしくないか??股関節はかろうじて理解できるけど、肩甲骨の動作である”コートに叩きつける”必要が意味わかんねぇぞ!!」
たしかにそうかもしれません。この指導には「前提」があります。
フワフワのボールでいい。下から打つアンダーサーブでもいい。そうであれば、この記事自体必要ありません。
「前提」とは、自然なサービスの打ち方です。
ナチュラルな打ち方。最適なフォーム。怪我をしない動作。そのようなサーブを打ちたい方向けの説明という前提で話を進めるならば、テニスコートには、ネットがありますから、ボールの軌道は斜め↙になりますよね。
ですから、斜めに飛ばすための動作が必要です。それが肩甲骨なんです。
「股関節」と「肩甲骨」の役割を理解し、実行することが一つ目のコツです。
サーブ自体はもうすこし詳しく書かれた記事もあります。興味のある方は読んでみてください。
最適な「トス」でサーブ上手へ
次のコツはトスについてです。正直覚えることは1つってのは、この「トス」を指します。
ちなみにトスとは、サーブ前にボールを手のひらへ乗せて、それを上空へ投げる動作のことをいいます。
トスはサーブの軌道に大きく影響することをご存じですか?
そもそもトスなんて、「良い感じのところ」を狙って行なっているかと思います。やぎもそうでした。
しかし、トスにはこのような法則があるのです。
実際にイメージしてくだされば、わかりやすいかと思います。
先ほど「股関節」のお話で出てきた”ラケットの面”について、トスが前であればラケット面は「◯\」←こうなりやすい。だからボールを叩きやすくなります。
つまり法則とはラケット面の向きに合わせてボールが飛ぶことを言います。
具体的には、
↙︎◯\ = トス前 斜めに飛ぶ
←◯| = トス真上 まっすぐ飛ぶ
↖︎◯/ = トス後ろ 上に飛ぶ
です!!!
「まぁなんかそんな理解しなくてもいいや~」というあなたは、トスをちょっと前に出したらいい感じになりますよ!!と覚えてください。
また、トスを前にすることでフォームの改善が可能です。自動で。
ただ、重要なことは「良いフォーム」ではなく「良いサーブ」なので、そこまでフォームにこだわらなくてもよいです。
トスを前にして、今まで回っていなかった肩をはじめとする関節の可動域を増やせば意識せずとも綺麗なフォームになることでしょう。
トスの特徴を踏まえたうえで、前方へふわりと持ち上げるためにオススメの練習法があります。それはサーブ練習の時ネットより前の自陣でボールをワンバウンドしてから、ネットを越すようにボールを打つことです。
トスを前へ上げなければ、ネット前でワンバウンドさせることは難しいので、適切なトスの位置が次第に掴めるようになります。
股関節が使えていない方は、振り終わった後ラケットが脛に強打することがありますので、十分に素振りをしてから、お試しください。
同じ動作を繰り返す=ルーティン
最後のコツはルーティンについてですが、この件は簡単にお話します。
同じ動作=同じボールです。
そりゃそうです。なぜならボールやラケットは生きておらず、勝手に動いたりしませんからあなたの動作がボールの行方を決定します。
つまり、あなたの動作=ボールの軌道 となります。
ですから、
●「股関節」と「肩甲骨」を理解
●「トス」をちょっと前にする
ことができれば、あとは練習して「これや!!」というボールを打ち、それを身体に染み込ませれば良いわけです。
「これや!!」が常に出来れば、何回でも何百回でも理想のサーブが打てて、これまでダブルフォルト連発だったものがサービスエースへと変貌するでしょう。
しかしですね、そんなうまくいけば悩みなんてそもそもありません。同じ動作ができない要因は多々あります。
そもそも同じ動作を幾度も繰り返す難しさもありますが、
▼精神状態(メンタル)
▼コートの状況(天候)
▼道具の状態(テニスボールやラケット)
など、これらも同じ動作を拒む要因のひとつです。
安心してください。なるべく同じ動作を繰り返すための方法があります。
履いてます。
それが、ルーティンです。イチロー選手などで聞いたことがあるかもしれません。
ルーチン、ルーティン、ルーティーン (routine) とは、決まり切った手続きや仕事の事。日課。定常処理。
- コンピュータ・プログラムにおける、サブルーチン
- ダンスにおいて、決まった一連の動作(振付)を踊ること。即興と対になる概念。
- 精神統一。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/ルーチン
イチロー選手はバッターボックスに立つと、袖を引っ張ったり、決まったルーティンがあります。ルーティンをすることで、その後行う動作が、同じものになる可能性を高めることができます。
ですから、トスの前にボールを「ポンポンポン」とつきましょう。それでOKです。
ここまでのおさらい
▼「股関節」で飛ばし「肩甲骨」で叩く
▼トスを前にすると自動で自然なフォームになる
▼「ルーティン」でナイスショットを量産する
まとめ
以上、いかがでしたか。
まず、サーブのコツを話す前にはコツを生かすための土台が必要ということで、サーブは難しいと思わせてしまう理由とサーブが入らない原因をお話しました。
サーブは難しいと思わせてしまう理由は、
●理想(速いサーブが普通なのかぁ・・・)
●現実(強く打たなきゃ負けちゃう・・・)
が頭にあるからでした。
またサーブが入らない原因は、
●サーブの構造がわかっていないから
とお話しました。サーブが入らない原因を探る際に、無意識を意識する重要性もお話しましたね。
そして最後にお話しした3つのコツとは、
●股関節と肩甲骨を使う
●トスを前方へ上げる
●ルーティンで同じ動作を行う
でした。
とはいえ多くのことをお話しましたから「話は一通り分かったけど、どう練習したらいいかわかんないな」という方もいらっしゃいますよね。そのような方は、
「今日の記事を生かすためのステップ」
1、テニスコートに来ました。
2、ボールを持ちました
3、トスを少し前に上げました
4、ネットにかかるミスをしました
5、「股関節」の動作をすこし大きくしました
6、みごとイン!!
7、それを繰り返すべく、ボールを「ポンポンポン」しました
8、ルーティンのおかげで見事覚えました!
の流れをしてください。5でボールが飛びすぎてしまうのであれば、「肩甲骨」の動作を加えましょう。
肩甲骨や股関節自体は、簡単な動作しかできません。ぐるぐるぽんです。
実際にトスを前方にしてサーブをしてみたが、ボールが早すぎて、むちゃくちゃなフォームになっちゃうでやんすという方は、「股関節」と「肩甲骨」の動作をあなたの理想に合わせて調節しましょう。
股関節と肩甲骨、二つを同時に意識すること大変なので、股関節の動きだけ意識してください。
これでもうあなたはサーブが怖くないはず。
記事の内容を覚えていれば。
ということで、今からより記憶を定着させるためにクイズをします。復習のつもりで取り組んでみましょう!
テニスのサーブクイズ~
記事をご覧頂きありがとうございます。
最後に記事の理解度を確かめるため、簡単なおさらいクイズをしましょう♪
追伸:
ということで、いかがでしょうか。
このブログに幾度か訪れてくださっている常連さんなら、お気づきかもしれませんね…
今回の記事、実は秘めた狙いがあります。
それは…
「テニス 初心者 サーブ」で、検索順位1位取ったろうやないか!という本気の記事だったのです。
ふふふ。
あははははは。
あーーははははは。
本気出しちまったんですよついに
ええ、今までも本気でした!
本気って言ったもん勝ちですよね(*´-`)
↓舞台裏
この記事は役にたったなぁ~と思われた方はもう少し下に行くとまさにその意思を明確に記すボタンがありますから、ぜひに押してみてくださいね♪やぎの意欲になります。
動画では補足を加えて説明しています。おさらいも踏まえてご覧くだされ
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yagi
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